いつも寂しくて悲しい星空にいる
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「聖戦と死神」再翻譯終稿
2006-01-09 Mon 17:18
翻譯沒花多少時間,花時間的是找地名,感謝F的潤色。
過些天開始翻譯「阿貝爾吉的戰爭」「約束之丘」和「薔薇騎士團」這三首,不列顛系列大約就這麼多罷。
聖戦と死神 第一部「銀色の死神」~戦場を駈ける者~
聖戰與死神 第一部「銀色的死神」~馳騁戰場之人~


(第九巻 527ページ)
(第九卷 第527頁)

プロイツェン領オッフェンブルグ…
眩暈がする程の血の雨の薫に咽ぶことなくその男は笑っていた…

普魯士領地奧芬堡…
在令人眩暈的血雨中 沒有哽咽的那個男人卻笑了…
 
フランドル暦 182年『アラゴンの戦い』
アルヴァレス將軍率いる フランドル軍五千
ピレネー山脈を越え カスティリヤ領に進撃 
アラゴン平原にて カスティリヤ軍
北方防衛駐留部隊一万二千を相手に開戦

佛蘭斯歷182年『阿拉貢之戰』 *註1
阿爾瓦雷斯將軍率領著 佛蘭斯軍五千人
跨越比利牛斯山脈 進擊卡斯蒂利亞領地 *註2
在阿拉貢平原上 與卡斯蒂利亞軍
北方防衛駐留部隊的一万二千人為敵開戰

勇み歩を進める毎に 足元に死が絡みつく
研ぎ澄まされてゆく刃風(かぜ)に 敵兵は戦意(こころ)惑わす

每一步勇敢的前進 腳底都和死亡相聯係
面對著鋒利的刃風 動搖著敵人的戰意

猛る兵士と軍馬の嘶き「全軍突撃!我に続け…」
白銀の甲冑…<ベルガ人の將軍>(アルベルジュ)

勇猛的士兵伴著軍馬的嘶鳴「全軍突襲!隨我而來…」
白銀的甲胄…<巴爾幹人的將軍>(阿爾貝爾吉)
 
時間だぞ、來たぞ!見ろ!死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)
是時候了,來了啊!看啊!死神啊!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)


「時に…アルヴァレス卿の軍はまた勝利を収めたようですな…
倍數以上の敵軍を完膚なきまでに叩きのめしての大勝利とか」
「…銀色の死神、忌々しい<ベルガの亡霊>(アルベルジュ)め、
今や陛下よりも奴を崇拝する者まで出始めておる始末」

「這時候…阿爾瓦雷斯卿的軍隊又獲得了勝利了啊…
據說是將數倍以上的敵軍完全擊潰的大勝利」
「…銀色的死神,該死的<巴爾幹的亡靈>(阿爾貝爾吉)
現在已經出現了比起陛下更崇拜那傢伙的人了」

「丁度良い手駒もあることで御座いますし、機を見ていづれ、
目障りな英雄殿には、ご退場願うのが宜しいかと」
「手駒…ああプロイツェンで捕虜にしたあの男の事か?
…破滅を演じる 史の舞台、今宵も面白い劇が れそうだ…」

「正好手中還有一枚好棋,等著瞧吧
礙眼的英雄閣下,還是請您退場比較好啊」
「好棋…啊啊那個從普魯士俘虜的男人?
…演繹破滅的歷史的舞臺上,今晚看起來也有有趣的一幕可看…」

「我ら<唯一神>(クロニカ)の名の下に…」
「在吾等的<唯一神>(古洛尼卡)之名下…」

彼は誰が為に戦場を駈けるのか…護るべき女性(ひと)と祖国(くに)を失って尚…
他是為誰而在戰場馳騁…當已失去應守護的女性和祖國后…




聖戦と死神 第二部「聖戦と死神」~英雄の不在~
聖戰與死神 第二部「聖戰與死神」~英雄不再~


愚者は問う…鉄壁の王城を捨て
女王は何処へ往くのかと…
賢者は識る…どれ程堅牢な守備を誇ろうと
陥落しない城など存在し得ぬことを…

愚者問到…捨棄了鉄壁般的王城
女王又將往何處…
賢者卻知…不管有如何值得自豪的堅牢守備
也不會因此存在永不陷落的城市這個事實…

プリタニア暦627年『カンタベリーの戦い』
ハーシファル騎士団長率いる第四騎士団
ドーバーより上陸した帝国軍第一陣を迎え討ち
カンタベリー平原にて開戦

不列顛曆627年『坎特伯雷之戰』 *註3
帕西法騎士團長率領的第四騎士團
迎擊由多佛登陸的帝國軍第一陣 *註4
開戰在坎特伯雷平原

どんな敵も恐れはしない祖国(くに)を護る為に剣を振るえ
胸に気高き女王(クイーン)の薔薇を抱いた同胞(とも)よ
進め我らは<薔薇の騎士団>(ナイツ・オブ・ザ・ローズ)だ

無論怎樣的敵人都不會畏懼,為了保衛祖國而揮劍
被胸懷高傲的女王的薔薇擁抱著的同胞啊
前進啊,我等<薔薇騎士團>(Knight Of The Rose)

死をも恐れぬ薔薇の騎士達は彼に続く…
緋い戦場を駈け廻る一条の雷(パーシファル)の雷槍(スピア)
進め我らが<薔薇の騎士団>(ナイツ・オブ・ザ・ローズ)だ

視死如歸的薔薇騎士們追隨著他前赴后繼…
緋紅的戰場中遊走著一條蒼雷 帕西法的雷槍
前進啊,我等<薔薇騎士團>(Knight Of The Rose)

時間だぞ、死神だ!時間だぞ、死神だ!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)
時間だぞ、來たぞ!見ろ!死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)

是時候了,死神啊!是時候了,死神啊!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)
是時候了,來了!看啊!死神啊!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)

帝国暦元年『グラスミアの い』
アルヴァレス將軍率いる帝國軍第三陣
辺境の地ホワイトへブンより上陸
疾風の如く馬を駆り敵陣の後背を突いた…

帝國曆元年『格拉斯米爾之戰』 *註5
阿爾瓦雷斯將軍率領的帝國軍第三陣
在邊境之地懷特哈文登陸 *註6
駕著如疾風般的快馬向敵陣背後突襲…

殺す相手を愛する者や 祈る者がいることは忘れろ
邪教の使徒は根絶やしにしろ 眼を背けるなこれが<聖戦>だ

將還有愛著被殺掉的對手的的人 還有在祈禱的人忘卻
將邪教的使徒全部根除 眼裏只有背負的使命這是<聖戰>啊

燃え上がる山村 虐殺される人々
逃げ遅れた娘 追い駈ける男
馬上で弓を引き絞り 獲物に狙いを定める
放たれた火矢 細い娘の身を掠める

燃起的山村 被屠殺的人們
逃慢了的女孩 追趕其的男人
于馬上引弓 對準了要狙殺的獵物
放出的火箭 穿過了弱小的女孩的身體

「シャルロッテ!」
「夏洛特!」

転倒した娘 飛び出した男
娘に振り下ろされた白刃を弾き返す

轉身倒下的女孩 飛奔而出的男人
擋回了向女孩斬下的白刃

動かない娘 向かい合う二人の男
此方…白馬のアルヴァレス
彼方…黒馬のゲーフェンバウアー

動不了的女孩 相向而視的兩個男人
這邊…騎白馬的阿爾瓦雷斯
那邊…騎馬的葛菲巴爾

「武器を持たぬ者に何をするのだ…」
「小娘といえど邪教の使徒、情けを掛けてやる必要などありわせぬ…」
「道を踏み外すな目を醒ますのだ…」
「貴様にだけは言われたくないわ…偽善者、英雄狂、人殺し<ベルガの死神>(アルベルジュ)」

「你要對手無寸鐵的人做什麼」
「雖說是個小女孩卻也是邪教的使徒,無需給與同情…」
「快從邪道中醒來吧…」
「只有你沒資格這麼說…偽善者、英雄狂、殺人不眨眼的<巴爾幹的死神>(阿爾貝爾吉)」

「親父はオッフェンブルグで死んだ…兄貴も…弟も…戦友も…皆…」
「父親死在了奧芬堡…哥哥也是…弟弟也是…戰友也是…大家都…」

「待て…貴様、帝国を裏切るつもりか…まぁそれも良かろう…<ベルガの死神>(アルベルジュ)よ、
「慢著…你想背叛帝國嗎…不過這樣也不錯…<巴爾幹的死神>(阿爾貝爾吉)喲

貴様を殺す男の名を忘れるな、その男の名こそ<ベルガの死神の死神>(ゲーフェンバウアー)だ!」
別忘了殺了你的男人的名字,這個男人的名字是<巴爾幹的死神的死神>(葛菲巴爾)啊!」

幾度も繰り返される過ち 歴史に何を学ぶ…
奪い奪われてはじめて 気付く闇がある…

多少次反復的錯誤 又從歷史學到了什麼…
開始了奪去被奪去 覺察到暗的存在…

時間だぞ、死神だ!時間だぞ、死神だ!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)
時間だぞ、來たぞ!見ろ!死神だ!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)

是時候了、來了!是時候了、來了!(Chrono, Velesa! Chrono, Velesa!)
是時候了、來了!看啊!死神啊!(Chrono, Venies! Vidies! Velesa!)

狭い山道を風のように駈け抜ける白馬
狹窄的山道上有匹如風般飛馳的白馬
 
馬上には白銀の甲冑の男
馬上的是身著白銀甲胄的男人
 
傷ついた娘を抱きかかえたまま南へと疾り去る…
他就這樣抱著受傷的女孩向南疾馳而去…
 
「ゲーフェンバウアー…世界を憎み呪うかのようなあの眼…
あの男は私だ、私の過去だ…ロッテ…嗚呼…シャルロッテ…私は何と戦えば良い…」

「葛菲巴爾…像是要憎惡詛咒著這個世界的那眼神…
那個男人就是我,我的過去…洛特…啊啊…夏洛特…我要和什麼戰鬥才好…」




聖戦と死神 第三部「薔薇と死神」~歴史を紡ぐ者~
聖戰與死神 第三部「薔薇與死神」~編織歷史之人~


「此処は何処なのかしら?私は確か…追われ…矢を射られ…倒れたはずだったわ…」
「這裡到底是哪裏?我確實是…被追趕著…被箭射中…隨後應該就倒下了啊……」

「気付いて良かった、大丈夫かい?
私の名はアルヴァレス、君達の村を襲った軍隊の指揮官…
だったのだが…今ではもう追われる身だ…からと言っても…言い訳に過ぎぬ…私が憎いかい?」

「醒來就好了,不要緊吧?
我的名字是阿爾瓦雷斯,是襲擊你們的村子的軍隊的指揮官…
雖然曾是…現在卻是逃亡之身…這樣說…也只算是推脫吧…恨我嗎?」

「えぇ…憎くない…と言ったら嘘になるけれど…助けてくれた貴方のこと、私は信じたい…」
「不…我不怨恨…這樣說絕對是謊話…但救了我的你,我卻願意相信…」

「私はベルガ人(ベルジュ)なのだよ…
亡國の仇を取る為、舊フランドルへ身を寄せた<異邦人>(アルベルジュ)
この意味が解るかい…お嬢さん?この手はもう取り返しのつかない程に汚れている…」

「我可是巴爾幹人(貝爾吉)喲…
為報亡國之仇,委身于前佛蘭斯的<異邦人>(阿爾貝爾吉)
知道這意味著什麽嗎…小姐?這雙手已經污穢到無法挽回了的地步了…」

「最初は怒りからプロイツェンを…
次に異國での居場所を確保する為ロンバルドを…
そして己の願望を たすという目的の為に、カスティリヤを滅ぼした…」

「最初是對普魯士的遷怒…
然後是想確保在異國的住所將倫巴特…
之後為了滿足自己的願望,又將卡斯蒂利亞毀滅…」

「今でも目を閉じると、鮮やかに浮かんでくる風景がある…
私にはどうしても取り戻したい場所があったのだ…
そんな私に當時のキルデベルト六世陛下は約束してくれた…」

「現在合上眼,就會浮現漂亮的風景…
對我來說有想取回的地方…
就是這樣的我和當時的希爾貝爾特六世陛下許下約定…」

「國をあと一つ…例えばプリタニアの征服を條件に…
ベルガの獨立自治権を許すと…
私は他人(ひと)の国を売って…自分の国を買い戻そうとしたのだ…」

「最後還有一個國家…比如以征服不列顛為條件…
來獲得巴爾幹的獨立自治權…
我以出賣別人的國家…打算買回自己的國家…」

「私はそんな愚かな男なのだよ…」
「我就是這麼愚蠢的男人啊…」

「そう…そんな愚かな男なら、私がここで殺してしまっても構わないわね?」
「あぁ…好きにするが良い…私は取り返しのつかない過ちを犯してしまった…」

「是啊…若是如此愚蠢的男人,我在此殺掉也沒關係吧?」
「啊啊…請隨意處置…我犯下來太多不可饒恕的罪過了…」

「馬鹿!それでは何も解決しないじゃない…
貴方はそれで満足かも知れない…
でも貴方の仇を取ろうとする者が現れないとは限らない…
その論理が繰り返し悲劇を生んでいるのよ…」

「笨蛋!這樣不是什麼都不能解決嗎…
你也許這樣就滿足了…
但是未必不會出現向你報仇的人…
如此反復才會誕生悲劇…」

「取り返しのつく歴史なんて一つもないの、だから尊いの、だから私達は新しい歴史を創ってゆくの…
愚か者とは…過ちを犯す者のことじゃない…過ちと知ってなお、正そうしない者のことをいうのよ…」

「能重來一次的歷史是一個也沒有,所以才珍貴,所以我們將新的歷史慢慢創造著…
所謂愚蠢的人…並非犯錯的人…而是知道過錯卻不予改正的人…」

「…ねぇ…そうでしょう?」
「お嬢さん…君は強いな…」
「えぇ…そうよ…私は強いわ、この國の未來を背負っているんだもの…」
「この國の未來?プリタニアの女王は若い娘だと聞いていたが…まさか…君が…!」

「…怎樣…是這樣吧?」
「小姐…你真堅強吶…」
「嗯…是啊…我很堅強,因為我是背負這個國家的未來的人…」
「這個國家的未來?聽說不列顛的女王是個年輕的小女孩…難道…你是…!」

「ローザ.ギネ.アヴァロン…そう…私がこの國(プリタニア)の女王よ…
黙っていて御免なさい…でも解って欲しいの…アルヴァレス將軍…私は貴方を信じます…」
「これは…女王陛下とは露知らず、數々の非禮を…」
「お願い!畏まらないで、私はそういうの好きじゃないの、私のことはローザで良いわ…」

「羅莎.基奈.阿瓦隆…是…我就是這個<國家>(不列顛)的女王喲…
很抱歉瞞了你…但是希望你能明白…阿爾瓦雷斯將軍…我相信你…」
「這…不知是女王陛下,如此的不敬…」
「拜托!請不要畢恭畢敬,我並不喜歡這樣,叫我羅莎就好了…」

「それにしても貴方があの有名な<ベルガの死神>(アルベルジュ)とはね…
…想像していた像と隨分違うわね、熊のような大男だと思っていたのに…」


「但是居然你就是那個有名的<巴爾加的死神>(阿爾貝爾吉呢)…
…和我想象的樣子差了很多呢,還以為是像熊一樣的高大男人的呢…」

「…でも<ベルガの死神>(アルベルジュ)はやめた方が良いわね…
この國では流行らないわ…プリタニア風に言うと…
そうね、<ベルガの暴れん坊>(アーベルジュ)かしら…
そっちの方がずっと素敵よ…ねぇ…そうしなさいな…?」

「…但是<巴爾幹的死神>(阿爾貝爾吉)這個名字還是別用了好吧…
這個國家裏不流行喲…以不列顛的風格而言…
對了,<巴爾幹的粗暴漢>(阿貝爾吉)怎麼樣…
這樣的話應該很好的…吶…就這樣吧…?」

「何?さっきから女性(ひと)の顏をそんなに見つめて…」
「いや…最初に貴女(あなた)を助けた時、ある女性に似ていると思ったのだが…」
「思ったのだが?」
「…今にして思うと全然似ておらぬ…」
「なにー?!」

「怎麼了?從剛才開始就這樣看著我的臉…」
「沒什麼…當時救下你的時候,覺得和一個女性很像而已…」
「覺得很像?」
「…現在想一下,完全不像呢…」
「什麼?!」

ウインダミアの湖畔を白い風が駈け抜けて往く
トリストラム騎士団長率いる第六騎士団が衛る地
ランカスターへと…

在文達米爾湖畔如白色的風一般的驅馳前往… *註7
朝著崔斯特雷騎士團長率領的第六騎士團所守護之地
萊斯特… *註8




聖戦と死神 第四部「銀色の死神」~英雄の帰郷~
聖戰與死神 第四部「銀色的死神」~英雄還鄉~


アルヴァレス亡命の報は 帝國のみならず
ガリア全土に強い衝撃を響かせ疾った…

阿爾瓦雷斯亡命的消息,不只在帝國
在高盧全境也很快產生了強大的衝擊…

時代は英雄を求め 反撃の狼煙は上げられた
旧カスティリヤ領が帝国に対し独立宣戦を布告
旧ロンバルド領 旧プロイツェン領がそれに続き
帝国内部で高まりつつあった聖戦への反感が遂に爆発

時代需要英雄 反擊的狼煙被點上
前卡斯蒂利亞領地 對帝國發佈了獨立宣戰布告
前倫巴第領地 前普魯士領地也緊隨其後 *註9
帝國內部對聖戰日益高漲的反感終于爆發

アルヴァレスを頼り 軍・民・問わず亡命者が殺到
更に熾烈な四正面作戦を強いられた帝国は
次第に領土を削られ 国力を疲弊していった…
そして…戦局の流転は 時代にひとつの決断を投げ掛ける…

依靠著阿爾瓦雷斯的 軍・民・不明身份的亡命者已殺到
而被迫激烈地和四面作戰的帝國
領土逐漸被縮小 國力也持續疲憊…
隨之…改變戰局的是 一個足以改變時代的決斷之舉…

それは…皇帝 聖キルデベルト六世より
プリタニア女王へと宛てられた一通の親書…

那就是…皇帝 聖希爾特貝爾六世
致不列顛女王的一封親筆信…

帝国暦四年『ベルセーヌ休戦協定会談』
帝国領イヴリーヌ ベルセーヌ宮殿
大理石の回廊を進む薔薇の女王
左にはパーシファル 右にはアルヴァレス
柱の陰には招かれざる客…

帝國歷四年『凡爾賽休戰協定會談』
帝國領地伊夫林省凡爾賽宮
在大理石的回廊前行的薔薇女王
左邊是帕西法 右邊是阿爾瓦雷斯
藏身立柱背後的不速之客…

黒の教団より放たれし刺客…
死角(刺客)より放たれし時(黒)の凶弾…
嗚呼…歴史は改竄を赦さない…

色教團派來的刺客…
從死角(刺客)射出的時代(色)的凶彈…
啊啊…歷史不會饒恕篡改之人…

凍りつく時間の中を 崩れ堕ちるアルヴァレス
パーシファルの雷槍(やり)が閃き 崩れ落ちるゲーフェンバウアー

在這被凍結的時間中 倒下的阿爾瓦雷斯
帕西法的雷槍閃過 倒下的葛菲巴爾

それは…歴史の流れが変わる瞬間だろうか?
それとも最初から全て決められていのだろうか…

那是…歷史洪流被改變的瞬間嗎?
還是自一開始都就注定了的啊…

「…先に逝ったのか…ゲーフェンバウアー…人間(ひと)とは全く…哀しい生物(もの)だな…」
「…先走一步了啊…葛菲巴爾…人類真是…可悲的生物啊…」

彼を誘う最期の闇 その中にさえ…
呼喚著他的最後的暗 在那其中…

「嗚呼…朱い…何て朱い夕陽なんだ…シャルロッテ…私は必ず…必ず帰って…」
「啊啊…艷紅啊…多麼艷紅的夕陽啊…夏洛特啊…我一定會…一定會回來的…」

ブリタニア暦630年 英雄アルベール・アルヴァレス
イヴリーヌ(ベルセーヌ)宮殿 にて暗殺者の凶弾に倒れる…
彼の墓碑銘にはルーナ・バラッドが捧げた詩の一節が刻まれた…

不列顛曆630年 英雄阿爾貝爾.阿爾瓦雷斯
在<伊夫林>(凡爾賽)宮中死于暗殺者的凶彈…
他的墓碑銘上刻有一段露娜.巴羅為他寫的一首詩…

多くを殺し 多くを生かした 多くを悩み 多くを為した
<ベルガの同胞>(アーベルジュ)ここに眠る と…

曾幾多殺人 又救多少蒼生 多少煩惱 又為多少事
<巴爾幹的同胞>(阿貝爾吉)在此長眠…

ガリア全土を巻き込んでなお停まらない大戦
その終結には…更に多くの血と涙 五年の歳月を要するのである…

將高盧全境捲入的無休止的大戰
為了終結…需要更多的血與淚,以及五年的歲月…

夕陽に染まる丘 寄り添うように並ぶ二つの墓標
白鴉が凛と羽ばたいて往く 終わらない空の向こうへ…

夕陽下的山丘上 並列立著的兩個墓碑
白鴉凜然振翅而去 飛往那無際的天空…



註釋:

1.阿拉貢:阿拉貢平原是位于比利牛斯山脈東南面的埃佈儸河流域的三角形平原

2.卡斯蒂利亞:卡斯蒂利亞-拉曼恰的葡萄酒產量佔西班牙葡萄酒總量50%,是西班牙最大的葡萄酒區,阿方索八世成人前,卡斯蒂利亞多次受到納瓦拉王國的侵擾,其親政後,即与阿拉貢結為同盟,這個卡斯蒂利亞-阿拉貢聯盟成為未來統一的西班牙的雛形

3.坎特伯雷:位于英國肯特郡

4.多佛:英國肯特郡的一個港口,英國最繁忙的港口

5.格拉斯米爾:位于英國坎伯蘭郡

6.懷特哈文:位于英國坎伯蘭郡

7.文達米爾湖:英國最大的湖泊,位于坎伯蘭郡東南部

8.萊斯特:位于萊斯特郡

9.倫巴第:位于意大利北部
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